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そのインテリア、今のあなたに見合ってますか?

  • 執筆者の写真: Mayumi Matsunaga
    Mayumi Matsunaga
  • 2023年10月21日
  • 読了時間: 4分

先日のこと。


久しぶりに友人宅を訪ねました。



彼女は、仕事もバリバリで、お子様も、高校生、大学生と、


かなり手がかからなくなってます。


最近は、外車も購入し、遠方へもドライブしているそうです。


ご主人も会社での役職もあがって、海外出張にいったり、


彼女自身も、次の出張には付いていって、遊んでこようかな、とも。




こう書くと、まるで、雑誌のVERYとかCLASSYとかに登場する、


モデルのペルソナみたいな感じですよね。


実際、美人でスレンダーでオシャレな方です。



しかしですね、私は、彼女の家に入った瞬間、



何か、違和感を感じたのです。。。



ベースとしては、とても素敵な家です。


10数年前に購入した、LDKの広いマンションです。


キッチンもモダンなオープンキッチンです。



それでも、何か、違和感を感じました。。。



確かに、いわゆる「片付いてない」部屋でした。


雑然とギュウギュウに、モノがそこら中に、、、。



しかし、これは100歩譲って、許せます。


なぜなら、彼女、忙しすぎるから、片付ける時間が無いんだろうな、


と。


そして、片付けは、「やる気」にさえなれば出来るのです。



でも、じゃあ、片付いたら、OKなのか。。。


片付いた部屋を想像してみましたが、やはり、違和感です。



なんでしょう、この違和感。。。




それはですね、部屋のインテリアが、



「今の彼女に見合ってない」



のです。




この状態、結構わたしのお客様にもいるのですが、



①ほとんどの家具が、新婚当時に買ったもの。


つまり、デザインじゃなくて、ほぼ「金額の安さ」で決めたもの。


子供が汚すから、そのうち買い替えよう、と思って買ったもの。


そして、それらには子供たちが貼ったシールがそのまま貼りっぱなし。


そこに住む人は、時と共に成長します。


住む家だって、時と共に、変わっていかないと、


そこに、ギャップが生まれてしまいます。


これも、違和感、の一つかな。




②リビングで彼女の居場所が、あいまい。


ソファはありますが、わりと小ぶりなソファなので、


そこにはあまり座らず、その下に敷いてあるラグにゴロンとするそうです。


かと言って、ダイニングチェアも、掛け心地がそんなに良いものではないので、


ダイニングで長居はしない感じ。


外でキラキラしている彼女が、家の中では、居場所が、あいまい。


これもギャップですね。


(このことは、ご主人バージョンもあります。ご主人がイライラしている時は、


この、居場所問題を考えてみてください)




③お玄関が殺風景。


絵が置いてありましたが、その周りに郵便物やカギがそのままな状態。


窓があって、明るいお玄関なのに、もったいないな、と思いました。


(以前のブログにも書きましたが、今回の彼女の家に限らず、


お玄関というのは、家の中で最も大切にされるべき場所です。


綺麗にする方法、0819のブログ「幸運を呼ぶ玄関」をお読みください)



以上が、私が違和感を感じた原因です。




一番問題なのは、


②の「彼女の居場所が、あいまい」かもしれません。



毎日、お仕事のこと、家族のこと、とってもとっても頑張ってる彼女。


帰ってきた自分のお家で、自分の居場所が、あいまい、


というのは、ちょっと悲しいです。。



ラグにゴロンとするのが好きで、あえて、そうしてる!、なら全然良いのですが、


どうもそう感じませんでした。




この状態を解決するには、どうしたら良いか。



1.まずは、このことを自覚してもらって、


2.(100歩譲って、と、さっき言いましたが、、)テッテイテキにお片付けをして、


3.お玄関を綺麗にする(玄関に置くものは、絵と花とディフューザーのみ!)


4.新しい家具を見に、(ちょっとお高めの)インテリアショップに行ってみる。

  (→見に行くだけでも、ワクワクしてきて、気分があがってきます)



もしかしたら、1,2,3、だけても、十分解決されるかもしれません。



一回、部屋全体の気を入れ替えるのです。


きっと、今まで、十数年、


「同じ状態」で、「無意識」で、「惰性」で、過ごしてきたのでしょう。



片付けをして、スペースを造って、気を入れ替えたら、


きっと彼女の居場所も見つかります。



またラグにゴロン、かもしれませんが、ほおずりしたくなるような、


フワフワのラグに買い替えるかもしれません。


一人掛けの椅子を追加することも出来ます。



「実は、ちょっと家族のトラブルも抱えてる」、と、ボソっと言ってた彼女。



部屋の空気が変われば、彼女自身も癒されて、廻りも変わるかもしれません。




友人とは言っても、そこまでの仲ではないので、まだ、このことは伝えきれてないのです。


でも、何かのタイミングで、お話できればな、と。



このお話が、同じような状況にいる方に、ちょっとでもお役にたてば嬉しいです。


インテリアの力でも、人は、変わることが出来るのです。



まずは、1,2,3、です!



季節は完全に秋モードになり、そろそろ冬のお知らせも、ちらちら入る今日この頃。


ファッションもそうですが、インテリアも秋冬モードは、


色・素材・灯りで、とての楽しみやすい季節です。



インテリア雑誌を買ってみたり、ショップに行って見たり、


意識を、ちょっとだけ、インテリアに向けてみると良いですよ。





皆さま、今週末もどうぞ素敵な時間をお過ごしくださいませ。


2023.10.21









p.s.

pic.1は、先週行った、パレスホテル東京のロビー。

こういった、洗練されたホテルを訪ねてみるのも、インテリアの勉強になりますよ。


pic.2は、福岡へ帰る飛行機の中から。富士山が綺麗に見えました。これを見るために、

飛行機の座席は、翼より後方、進行方向向かって左、を取ります^^。






















 
 
 

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