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執筆者の写真Mayumi Matsunaga

3つの「リアル」な話。

1つ目。


先月から、お客様とのショップ、ショールーム同行が続いてます。


新居へお引越しの方々。

今お住まいの家をリフォームする方。


私のインテリアコーディネートは基本的に、

実際のものを見ていただいて、決めるやりかたなので、


必ず、インテリアショップ、ショールームに一緒に行く、

もしくは、行って頂きます。

事前準備として、各ショップのwebsiteを見て、

ご案内したいアイテムの写真を集めて、

プランボードを作っておきますが、


実際にホンモノを見てみると、


「あれ???」ということも、しばしば。


逆に、「あれ? 結構、いいじゃん!」


っていうのも、あったりもします。

見てみる以外に、座ってみる、触ってみる、寝てみる、

そして、そのアイテムから発せられる「気」。


これらを感じ取ります。


どちらにしても、「リアル」で確認することは、重要です。




2つ目。


そして、この「リアル」を、素材に求めているお客様がいらっしゃいます。

つまり、〇〇風、ではなく、「ホンモノ」です。


一例で言いますと、「フローリング」


今、多くの新築住宅で採用されているのが、「シートフローリング」と言われるものです。

表面は「木」に見えるのですが、実際は、印刷したシートを貼っています。

(貼っている、といっても、工場でしっかり圧着してますので、通常の使い方で

はがれるようなものではありません)


印刷技術がどんどん良くなってますので、

我々プロでも、「え?これ、シート?突板?」と、

一見、分からないこともあったりします。


シートフローリング以外には、

木の表面を薄くスライスして貼り付けてある「突板」、

ちょっと厚めに貼ってる「挽き板」、そして、全部ホンモノの「無垢」。


だいたいこんな感じに分かれます。


あとは、素材で言いますと、


壁は「ビニールクロス」じゃなくて「塗装、しっくい、タイル」、

カーテンは、「ポリエステル」じゃなくて、「コットン、リネン、ウール」


といったところでしょうか。


それぞれの良さ(コスト、清掃性、施工性、メンテナンス、経年変化、etc.)

がありますので、一概にどれが最適、というのは決めることはできませんが、


それでも、やはり「ホンモノ」の質感、肌さわり、そして、それが醸し出す「気」、

というのは、やすらぎを感じます。


予算がOKなのであれば(←ここ、重要なポイント^^;;)

私も、「ホンモノ」を使いたい派、です。

たとえ、お手入れが大変だったり、キズが付きやすかったりしても、ね。




3つ目。


「リアルに人に会う。」

先日、オンラインでしかお会いしたことがなかった方と、やっとリアルで対面したのです。


私のwebsiteの製作をお願いした、Creators PR Supportの田村さんです。

たまたま福岡に出張にいらしてて、ほんの1時間半でしたが、

ランチタイムをご一緒させて頂きました。


けっこう、オンラインでお話もしておりましたし、私のサイトを作ってくださったので、

私のアレコレもお伝えしてますし、彼女のアレコレもお聞きしたりしてました。


実際にお会いすると、細かい表情、背の高さ、会話のテンポ、などなど、

画面越しでは伝わらない要素を、体全体で感じ取ることができ、

だいたい想像どおりでしたが、私の彼女に対する印象は、

「思ったより、強い!」と、お伝えしちゃいました。。。


田村さんは、超編集のプロで、インテリア業界の私の憧れの方々の

websiteや本の出版もたくさん手掛けてる方です。


そんなプロの方に向かって、強い、としか伝えられなかった私の語彙力の無さに、

反省しているのですが^^;;、


ようするに、「リードしていってくださる方、任せられる方!」という雰囲気の方だなぁ、

ということを、強い、なんて、言葉でお伝えしちゃいました。

(田村さん、ごめんなさい。。。良い意味、なんです。。。)


で、田村さんは逆に、私のことを「予想以上に華やかな雰囲気ですね」

と、仰ってくださり、さすが、プロは言葉遣いが、気が利いてる~、と感動しました。

(ブログにも書いてくださり、嬉しはずかし、です^^)


(田村さんのwebsiteはこちらです)


2人とも、水瓶座のA型、ということで、最初から妙に親近感あったのですが、

さらに深まった気がして(勝手に?)、


リアルで人に会う、幸せを久しぶりに実感したひと時でした。



と、3つの「リアル」についてお話させていただきました。


このことは、私のインテリアコーディネートの柱としても、考えられるな、なんて

ブログを書きながら思ってしまいました。


「リアルにショップに行く」

「ホンモノの良さも伝えていく」

「基本は対面でヒアリングしていく」


手間がかかる方法かもしれませんが、インテリア空間は、人が身を置く大切な空間。


今年も、ひとつひとつ丁寧にご対応させていただけるよう、励んでまいります。


皆さま、今週末も素敵なお時間をお過ごしください。




MAY Design

松永真由美


2024.01.20




*pic.は、福岡の太宰府天満宮の「仮殿」です。

124年ぶりに本殿の大改修をする3年間のみ、

この姿がみれます!この日は、姪っ子の受験合格祈願をして参りました。

(受かりますように・・・)


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