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3つの「リアル」な話。

  • 執筆者の写真: Mayumi Matsunaga
    Mayumi Matsunaga
  • 2024年1月20日
  • 読了時間: 4分

1つ目。


先月から、お客様とのショップ、ショールーム同行が続いてます。


新居へお引越しの方々。

今お住まいの家をリフォームする方。


私のインテリアコーディネートは基本的に、

実際のものを見ていただいて、決めるやりかたなので、


必ず、インテリアショップ、ショールームに一緒に行く、

もしくは、行って頂きます。

事前準備として、各ショップのwebsiteを見て、

ご案内したいアイテムの写真を集めて、

プランボードを作っておきますが、


実際にホンモノを見てみると、


「あれ???」ということも、しばしば。


逆に、「あれ? 結構、いいじゃん!」


っていうのも、あったりもします。

見てみる以外に、座ってみる、触ってみる、寝てみる、

そして、そのアイテムから発せられる「気」。


これらを感じ取ります。


どちらにしても、「リアル」で確認することは、重要です。




2つ目。


そして、この「リアル」を、素材に求めているお客様がいらっしゃいます。

つまり、〇〇風、ではなく、「ホンモノ」です。


一例で言いますと、「フローリング」


今、多くの新築住宅で採用されているのが、「シートフローリング」と言われるものです。

表面は「木」に見えるのですが、実際は、印刷したシートを貼っています。

(貼っている、といっても、工場でしっかり圧着してますので、通常の使い方で

はがれるようなものではありません)


印刷技術がどんどん良くなってますので、

我々プロでも、「え?これ、シート?突板?」と、

一見、分からないこともあったりします。


シートフローリング以外には、

木の表面を薄くスライスして貼り付けてある「突板」、

ちょっと厚めに貼ってる「挽き板」、そして、全部ホンモノの「無垢」。


だいたいこんな感じに分かれます。


あとは、素材で言いますと、


壁は「ビニールクロス」じゃなくて「塗装、しっくい、タイル」、

カーテンは、「ポリエステル」じゃなくて、「コットン、リネン、ウール」


といったところでしょうか。


それぞれの良さ(コスト、清掃性、施工性、メンテナンス、経年変化、etc.)

がありますので、一概にどれが最適、というのは決めることはできませんが、


それでも、やはり「ホンモノ」の質感、肌さわり、そして、それが醸し出す「気」、

というのは、やすらぎを感じます。


予算がOKなのであれば(←ここ、重要なポイント^^;;)

私も、「ホンモノ」を使いたい派、です。

たとえ、お手入れが大変だったり、キズが付きやすかったりしても、ね。




3つ目。


「リアルに人に会う。」

先日、オンラインでしかお会いしたことがなかった方と、やっとリアルで対面したのです。


私のwebsiteの製作をお願いした、Creators PR Supportの田村さんです。

たまたま福岡に出張にいらしてて、ほんの1時間半でしたが、

ランチタイムをご一緒させて頂きました。


けっこう、オンラインでお話もしておりましたし、私のサイトを作ってくださったので、

私のアレコレもお伝えしてますし、彼女のアレコレもお聞きしたりしてました。


実際にお会いすると、細かい表情、背の高さ、会話のテンポ、などなど、

画面越しでは伝わらない要素を、体全体で感じ取ることができ、

だいたい想像どおりでしたが、私の彼女に対する印象は、

「思ったより、強い!」と、お伝えしちゃいました。。。


田村さんは、超編集のプロで、インテリア業界の私の憧れの方々の

websiteや本の出版もたくさん手掛けてる方です。


そんなプロの方に向かって、強い、としか伝えられなかった私の語彙力の無さに、

反省しているのですが^^;;、


ようするに、「リードしていってくださる方、任せられる方!」という雰囲気の方だなぁ、

ということを、強い、なんて、言葉でお伝えしちゃいました。

(田村さん、ごめんなさい。。。良い意味、なんです。。。)


で、田村さんは逆に、私のことを「予想以上に華やかな雰囲気ですね」

と、仰ってくださり、さすが、プロは言葉遣いが、気が利いてる~、と感動しました。

(ブログにも書いてくださり、嬉しはずかし、です^^)


(田村さんのwebsiteはこちらです)


2人とも、水瓶座のA型、ということで、最初から妙に親近感あったのですが、

さらに深まった気がして(勝手に?)、


リアルで人に会う、幸せを久しぶりに実感したひと時でした。



と、3つの「リアル」についてお話させていただきました。


このことは、私のインテリアコーディネートの柱としても、考えられるな、なんて

ブログを書きながら思ってしまいました。


「リアルにショップに行く」

「ホンモノの良さも伝えていく」

「基本は対面でヒアリングしていく」


手間がかかる方法かもしれませんが、インテリア空間は、人が身を置く大切な空間。


今年も、ひとつひとつ丁寧にご対応させていただけるよう、励んでまいります。


皆さま、今週末も素敵なお時間をお過ごしください。




MAY Design

松永真由美


2024.01.20




*pic.は、福岡の太宰府天満宮の「仮殿」です。

124年ぶりに本殿の大改修をする3年間のみ、

この姿がみれます!この日は、姪っ子の受験合格祈願をして参りました。

(受かりますように・・・)


 
 
 

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