ポルトガル発のファブリック「ALDECO」自然を纏うインテリア生地の魅力
- Mayumi Matsunaga

- 8月1日
- 読了時間: 3分
先日、自宅で開催したインテリアミニセミナー&お食事会では、
ポルトガルのファブリックブランド「ALDECO(アルデコ)」の魅力をご紹介しました。
実はこのブランド、私が初めて出会ったのは約10年前。
その個性的なデザインとファッション性に、一目で惹かれたのを覚えています。
現在は、日本フィスバさんが日本総代理店を務めていますが、
その前の代理店さんは、私が広尾でオフィスをシェアしていた頃の仲間の会社だった
というご縁もあります。

アルデコの最新コレクション「Douro Valley」
先日、フィスバさん主催の新作発表会では、ポルトガル本社からクリエイティブ・ディレクターのスザンヌさんも来日。
新作コレクション「Douro Valley(ドウロバレー)」について、直接お話を伺うことができました。
このコレクションのインスピレーションは、ポルトガル北部・ポルト近郊の美しいワイン産地、ドウロ渓谷の風景です。
段々に続くブドウ畑や、山々に自生するオリーブの木、ロックローズや糸杉(サイプレス)、アーモンドの木々。
さらにドウロ川のゆるやかな流れ、地層の有機的なラインや、四季折々の色彩など……
自然の美しさが、ファブリックの模様や色使いに丁寧に落とし込まれています。
だからでしょうか。どの生地を見ていても、どこか心が癒されるような不思議な感覚があるのです。

生地の背景を知ると、もっとインテリアが好きになる
普段、何気なく選んでいるファブリック。
でも、それぞれにこんなにも豊かな背景やストーリーがあるのだと知ると、
インテリアがもっと好きになりませんか?
今回はデザイナーご本人から直接お話を伺えたこともあり、
私自身も改めてこのブランドへの愛着が深まりました。

エンドユーザーの皆さまにも、この感動を
こうした情報は、私たちインテリアのプロには届きやすいのですが、
一般の方々が知る機会は多くありません。
だからこそ、「これはぜひお伝えしたい!」と思い、
自宅セミナーでもご紹介させていただきました。
私の活動は、小さなことかもしれませんが、一人でも多くの方にインテリアの奥深さと
楽しさを知っていただけたら嬉しいです。
これからも、日々の暮らしに彩りを添える“ちょっといい”情報を、
少しずつ発信していきたいと思っています。

ALDECOの生地に触れてみたい方へ
今回ご紹介したALDECOのファブリックは、日本フィスバさんのショールーム(青山・大阪・福岡)で実際にご覧いただけます。
カーテンや椅子の張地、ベッドヘッドやベッドカバーなど、オリジナルのインテリアアイテムに仕立てることも可能です。
まずは、ぜひ一度、その美しさを手にとって体感してみてください。
そして、「こんなアイテムを作ってみたい!」というご希望があれば、
どうぞメイデザインまでお気軽にご相談くださいませ。

p.s.
昨日のランチは、糸島の里山的な場所にある、「純喫茶」、に連れて行ってもらいました。
のどかな風景から、もしここにファブリックブランドのデザイン事務所があったら、どんな生地のデザインが生まれるんだろうな~と、灼熱の昼間に想像しておりました^^





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